「ロープブリッジ渡過」で細いロープの上を伝う隊員=佐賀市兵庫町の県消防学校

 消防救助の技術を競う第41回県消防救助技術総合訓練が25日、佐賀市兵庫町の県消防学校であった。若手の登竜門の場でもあり、県内の消防局と消防本部から選抜された救助隊員170人が参加、団体と個人合わせて七つの訓練種目に挑んだ。

 主催した県消防長会の中島英則会長は「安全・確実を心掛け、どんな災害の救助活動でも通じる体力や精神力を養って」と激励した。

 腕と足の力でロープを伝う「ロープブリッジ渡過」は、隊員1人が地上7メートルの高さに水平に張られたロープ(片道20メートル)を行きと帰りで異なる方法で往復する訓練で、標準所要時間は28秒。出場した佐賀広域消防局の久保田恭司さん(24)は「ロープは細く、バランスをとるのが難しい」と話していた。

 このほか、地下での救出を想定した「引揚救助」では隊員4人が地上と地下(各2人)に分かれ、要救助者1人を救出する訓練をした。地下に降りた隊員は、地上の隊員にロープを介して合図を送り、息の合った連携を見せていた。

 各種目の上位入賞者は夏にある九州大会と全国大会に進む。

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