産地の課題解決などに向け設立された有田焼未来プロジェクトの全体会議=有田町の大有田焼会館

 有田町の窯業界など商工、観光関係者らが24日、有田焼未来プロジェクト(代表、深川一太・深川製磁社長)を設立した。後継者育成や産地の課題解決に向けた事業を手がけ、本年度は東京での「有田の魅力展2018」開催や、中国・景徳鎮市への視察などを行う。

 有田焼創業400年事業で全国の百貨店を巡回した「有田の魅力展」の実行委員会を母体に昨年8月に活動を始めた同プロジェクトを、正式に組織化した。深川代表は「有田の発展、成長のために力を尽くす会になれば。皆さんが手を携え、面になってやることが大事」と、オール有田で取り組みを進めたいとあいさつした。

 本年度は、「有田の魅力展2018」を6月21~26日、東武百貨店池袋店で開催。有田焼の展示販売、明治維新150年の記念作品展、人間国宝の井上萬二さんらのギャラリートーク、皿踊りなどを行う。海外販路開拓に向けた調査のため、10月に景徳鎮市である国際陶磁博覧会を視察するほか、後継者育成の事業も手がける。

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