全国各地の女性地方議員(手前)と意見交換した野田聖子総務相=東京・永田町の内閣府

 野田聖子総務相は25日、地方議会に占める女性の割合を増やす方策を探るため、小城市や北海道、山口県など超党派の女性議員18人と東京都内で意見交換した。男女共同参画担当政務官の山下雄平参院議員(佐賀選挙区)も参加した。

 国会や地方議会の女性議員増を促す「政治分野の男女共同参画推進法」が成立したことを受け、内閣府などが企画した。野田氏は「女性が担い手になれるだけの環境整備ができているかが問題だ」と強調した。

 会合は非公開。参加した江島佐知子小城市議(59)=5期=は女性が議会に参加する意義について「男性議員には相談しにくいことも、女性議員ならば受け止められることもある」と実体験を踏まえて主張した。「全国で同じ悩みを抱えながら頑張っている仲間と思いを共有できてよかった」と話した。

 山下政務官は「DVや離婚後の養育費問題など女性だから聞ける切実な声がある。改めてもっと多くの女性議員が必要だと感じた」と振り返った。内閣府や参加者によると、小規模自治体の議会は控室が一つしかないこともあり、子育て中の議員は授乳などの際に苦労しているという。候補者や議席の一定割合を女性に割り当てる「クオータ制」導入の検討を求める声も上がった。

 

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