漫画仕立ての2種類のポスター。遺産相続などの身近なトラブルが描かれ、弁護士への相談を呼び掛けている=佐賀市の県弁護士会館

 佐賀県弁護士会(奥田律雄会長)が、漫画仕立ての広報ポスターを製作した。佐賀市在住の漫画家田中むねよしさんに作画を依頼し、登場人物が佐賀弁を話すなど「佐賀」を前面に出した内容に仕上がった。遺産相続や借金問題など身近で法的な解決が望めるトラブルを紹介し、弁護士への相談を呼び掛けている。

 ポスターは計2種類。遺産相続をテーマにした漫画は、ある高齢男性が入ったひつぎの前で「親父の遺産は長男が継ぐんが当たり前じゃろうが」「何ば言いよっと」などと親族たちが争っている場面を描写。男性は死してなお「こがんことなら前もって…」と後悔を募らせている。

 もう一方の漫画は交通事故トラブル、借金問題、不貞行為の3場面を描き、弁護士が手を差し伸べるイラストを添えている。

 田中さんと親交がある半田望弁護士が企画した。相続問題などの身近なトラブルに「弁護士がなかなかたどり着けていない」との実感があったという。半田弁護士は「漫画で親しみやすさを感じてほしい。日常のトラブルを中心に扱っている弁護士の仕事をもっと知ってもらえたら」と話す。

 ポスターは各500枚ずつ刷り、県内の官公庁や道の駅、大型商業施設などに配るとしている。ポスターには「いつもどこかで法律相談実施中」との記載もあり、弁護士会が実施している法律相談などの問い合わせは電話0570(78)3110。

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