会社設立時からの歩みや新事業を紹介した木村情報技術の木村隆夫社長=佐賀市のホテルマリターレ創世

 佐賀県ベンチャー交流ネットワークの本年度の定例総会が17日、佐賀市であった。人工知能(AI)を活用したシステム開発を手掛ける木村情報技術(佐賀市)の木村隆夫社長が、13年前に起業し、AI事業にたどり着くまでの道のりを紹介し、時代に合わせた迅速な事業展開の重要性を説いた。

 木村社長は製薬会社勤務を経て、佐賀県で起業。医療とITを組み合わせた、ニッチな市場で事業を展開していく展望を描いた。最初の2年間は苦戦し赤字が続いたが、インターネットを使った会議システムがヒットして軌道に乗った。

 近年ではAI事業にも進出し、米IBMのワトソンを使った製薬会社のコールセンター支援システムを開発し、利用者の待ち時間短縮につなげたという。

 木村社長は「現在のビジネスモデルの変化が速すぎる。常に新しい分野に進出する気構えが大切」と話した。

 総会には約100人が参加し、本年度の活動計画を承認。福岡建設(佐賀市)の福岡敬貢社長を会長に選んだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加