歌いながら書道を披露する友近890(やっくん)さん(左)とパフォーマンスを見つめる利用者ら=佐賀市の宅老所「ひだかの里」

 歌いながら揮毫(きごう)し聞く人に元気を届ける書道家シンガーソングライター友近890(やっくん)=本名・友近泰道=さん(39)が22日、佐賀市東与賀町の宅老所「ひがたの里」でライブを開いた。施設利用者と近くの住民ら約20人が友近さんのパフォーマンスに見入った。

 友近さんはユーモアあふれるトークを交え、カバーのメドレーなど5曲を歌った。最後はオリジナルの「こころの中に響けこの歌」を歌いながら揮毫する技を披露した。最初に「こころ」と書いた後で書き足して「響」の文字が完成、利用者らは感心しきりだった。

 利用者の90代女性は「青い山脈など知っている曲もあり、楽しかった」と笑みをこぼした。友人と訪れたという唐津市の女性は「書道をしながら歌うパフォーマンスは初めて見た。面白い話もあり、笑わせられた」と満喫した様子だった。

 友近さんは「皆さんが元気で長生きしてほしいという思いで歌った」と語った。2012年から日本各地の高齢者や障害者の施設、学校などを訪問し、現在7回目の日本一周ツアー中。県内では計4施設を訪れる予定。

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