玄海原発周辺の放射線量の測定値などについて報告があった佐賀県環境放射能技術会議=佐賀市のグランデはがくれ

玄海原発周辺の放射線量の測定値などについて報告があった佐賀県環境放射能技術会議=佐賀市のグランデはがくれ

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の周辺環境への影響について専門家の意見を聞く県環境放射能技術会議が22日、佐賀市で開かれた。3号機の再稼働後初めての会合で、2017年度の調査結果が報告され、原発に起因する放射線量の数値の変化は確認されなかった。

 玄海原発周辺の46地点で積算放射線量などを調査しており、3号機が再稼働した3月23日以降も含んでいる。モニタリングポストによる空間放射線量率などで平常の変動範囲の上限を超えた日もあったが、いずれも降雨による影響とした。温排水の影響調査は再稼働前に行ったため、水質の変化は確認されなかった。

 県が17年度から取り組んでいる玄海原発から半径5~30キロの土壌調査についても報告があり、初年度は伊万里市内の10地点で実施。セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム239+240がごく微量検出された。県環境センターは「健康に影響はない。過去の核実験などによるものでは」とした。

このエントリーをはてなブックマークに追加