可燃ごみを焼却する広域処理施設を共有する多久、小城市の関係者らが出席した安全祈願祭=多久市北多久町

ごみ処理施設の事務組合管理者として、あいさつする横尾俊彦多久市長=多久市北多久町

ごみ処理施設の事務組合管理者として、あいさつする横尾俊彦多久市長=多久市北多久町

 多久市と小城市の可燃ごみを焼却する広域処理施設の建設工事が7月に始まるのを前に、多久市北多久町の現地で22日、安全祈願祭があった。両市の共用施設で、2020年4月に稼働し、40年までの20年間運用する予定。総事業費は運営費を含めて100億8720万円を見込んでいる。

 07年に閉鎖した温泉保養施設のゆうらく跡地(1万9千平方メートル)に建設する。建築面積は焼却施設、管理棟を合わせて2500平方メートル。24時間稼働し、1日57トンを処理する。ごみの搬入予想量は20年度が最多の41・8トンで、以降は人口減による減量を見込む。

 エネルギー回収型の施設で、焼却時に発生する熱を施設の給湯や空調に利用する。国の補助金(建設費の3分の1)を除く事業費のうち、20%は両市の均等割、80%は人口割で負担する。初年度の処理実績を基に22年度以降は人口割分を排出量割に切り替える。

 両市でつくる組合が施設の建設や運営、ごみの収集・運搬の事務処理を担当する。三機工業(東京)とミゾタ(佐賀市)の共同企業体が施工し、完成後は三機工業が運営を受託する。

 安全祈願祭には両市長や市議、関係業者ら約60人が出席した。組合管理者の横尾俊彦多久市長は「安全な施工・管理を心掛け、ごみの減量化にも努力する」と述べた。

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