西の浜の松林の中に群生しているハマヒルガオ=唐津市

 唐津市西の浜で、初夏の訪れを告げるハマヒルガオが、海からの風に吹かれ、可憐(かれん)な薄紫色の花びらを揺らしている。

 ハマヒルガオは、ヒルガオ科の多年草。以前は西の浜や東の浜に数多く群生し、浜辺を彩っていたが、近年ではまばらにしか見られなくなっていた。今年も砂浜では数カ所に点在している程度だったが、旧高取邸の西側に植えられた松林一帯には、木々の根元を覆うように群生が見られた。

 浜辺を歩く人たちも、松の木に守られるように咲く小さな花に気付くと、以前より数は少ないものの「お、咲いてる、咲いてる」と少しだけ安心したような表情を見せていた。

 ▽場所 唐津城の西方に広がる西の浜一帯。今年は旧高取邸の西側にある松林に多く群生している。

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