「ふたご手帖」(左)と「ふたご手帖記録ノート」(右)

 待望の「ふたご手帖(てちょう)」が完成した。「母子健康手帳」の副読本として、ふたごの妊娠・出産・育児について書かれた冊子だ。

 多胎研究者である石川県立看護大学の大木秀一教授(医学博士)と、多胎育児の経験があり、支援者として長年活動してきた6人のメンバーで執筆。それぞれ保健師や助産師、教育、保育などの専門分野を持ち、筆者もその一人だ。

 多胎の妊娠・出産・育児はリスクが高く、妊娠期からの切れ目のない支援が必要だ。しかし、実際には多胎に関する情報は非常に限られている。

 この手帖は、全国の多胎サークルへのアンケート調査の結果をもとに作成。手帖には双子の妊娠期から1歳までの成長と発達、育児の情報が載っており、多胎妊婦とその家族への貴重な情報源になるだろう。育児支援の効果も期待できる。

 多くの関係者から多胎妊婦に配布したいという声があり、「ふたご手帖」に「ふたご手帖記録ノート」を付けて1000円で提供できる準備が整った。ぜひ多くの多胎家族の手に届きますように。問い合わせは「ふたご手帖プロジェクト」(eメールfutagotecho@gmail.com)へ。 (中村由美子・佐賀女子短大非常勤講師)

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