助成金交付書を受け取る有明海再生機構の川上副理事長(左)=福岡市の西鉄グランドホテル

 日本たばこ産業(JT)が社会貢献活動の一環として実施しているNPO法人に対する助成金事業の本年度の交付式が18日、福岡市であった。九州から3団体、佐賀県からは有明海再生機構(楠田哲也理事長)が選ばれた。助成金交付は今年で20年目を迎え、全国50事業に総額約6490万円が贈られた。

 有明海再生機構は、カキが持つ水質浄化能力に着目。有明海の環境浄化と機能回復を目指し、市民ボランティアを募って「カキ礁」を復活させるため、竹ひびの建て込み事業を計画している。JTはこの計画が地域コミュニティーの再生と活性化に寄与すると高く評価した。

 交付式に出席した同機構の川上義幸副理事長は「科学的な知見を蓄積することを目的に活動してきたが、今年は次世代を担う若い人たちに参加してもらい有明海再生を目指したい」と抱負を語った。

 JT九州支社の井上貴範副支社長は「カキ礁の復活は地元漁協との絡みで大変な面もあるが、ぜひ成功させてほしい」とエールを送った。

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