自転車の通行量が多い交差点で、高校生に街頭指導をする警察官=佐賀市の天神橋交差点

 自転車マナーアップ月間の一環で、佐賀県警などは22日、県内47カ所の交差点で一斉に街頭指導を実施した。通学中の高校生を中心に、ルールの徹底とマナー向上を呼び掛けた。

 新年度スタートから1カ月が過ぎ、5月は気が緩みがちになるとして自転車マナーアップ月間にしている。この日は高校生の自転車通行量が多い交差点で、警察官や地域交通安全活動推進委員、学校関係者が通学中の生徒に指導した。

 佐賀工や佐賀北の生徒が多く通る佐賀市の国道264号の天神橋交差点では、警察官が横断歩道に立ち、歩道を走行しないことや交差点ではスピードを落とすよう注意を促した。佐賀工業高の佐野努教諭(40)は「ほとんどの生徒が自転車通学で、毎年数件事故に遭っている。生徒の安全を守る取り組みは大変ありがたい」と話した。

 県警交通企画課によると、自転車が絡む交通事故は昨年、県全体で756件発生、前年に比べ24件減ったが、高校生が関わる事故は2件増の159件で約21%を占める。中学生も113件、約15%に上る。事故の原因は交差点で左右を確認しない、一時不停止などが多いという。

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