店の調理場で大量のあんこを仕込む岡垣店長=佐賀市赤松町の「夜のあんこ屋 よなよなあん工房」

 夜だけ営業するあんこ専門店「夜のあんこ屋 よなよなあん工房」(佐賀市赤松町)が29日まで、キッチンカー購入のためクラウドファンディング(CF)に挑戦している。目標は150万円。同店の岡垣貴憲店長(45)は「キッチンカーで出張営業し、イベントや店舗の”客寄せパンダ”になれたら」と意気込む。

 同店の店休日や営業時間は未定で、開店時は数分前にSNSで告知する。その業態も話題になり、各SNSのフォロワーは計8千人を超え、平日夜中も行列が絶えない。「夜に来られないお客さんのために」と、今年冬から休日に昼間のイベントにも出店するようになった。そこでも同店のブースには、長い列ができる。

 キッチンカーのアイデアは、他業種との交流の中で生まれた。顧客層が重なる店の駐車場で休日に営業すれば、相乗効果が生まれるのではないか。「イベントや他店で営業することで、あんこプラスアルファの楽しみや出会いをお客さんに提供したい」と岡垣さんは語る。

 出店イベントをSNSで告知する際の反応も良いので、「広告より客寄せパンダにお金をかける文化が生まれたら楽しい。お互い支え合うことで町が元気になれば」と期待する。

 達成すれば8月ごろキッチンカーを購入し、県内外で出店して活躍の場を広げる予定。CFサイト「キャンプファイヤー」で支援を募っている。

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