ビール大麦の実物も展示され生産者との交流の場にもなった製麦祭=福岡県朝倉市のキリンビール福岡工場

 キリンビール福岡工場(小髙正寛工場長)は14日、ビール作りの工程に欠かせない「製麦」を同社が開始して100周年の節目を迎えたことを記念し、「製麦祭」を開いた。佐賀、福岡、大分の生産者やJA、農業試験場などの関係者ら約50人が出席し、節目を祝った。

 製麦とは大麦を発芽させた後に根を取り除き麦芽にする工程のことで、福岡工場では1966年から始めている。佐賀県は翌67年にビール大麦振興協議会を発足させ、技術指導などを受けながら現在も小城市をはじめとする契約農家がビール大麦を納入している。

 今年の県産大麦は、冬の寒さが厳しかったため当初は生育が遅れ気味だったが3月以降気温が上昇し、例年並みまで回復している。

 来賓として参加した県農業協同組合営農部の西岡忍次長は「佐賀とキリンビールの関係は50年以上続いている。これからも産地にエールを送ってもらい、手を取り合って生産に取り組みたい」と話した。

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