講演する「にんしんSOS東京」の中島かおり代表理事

 思いがけない妊娠に悩む女性に寄り添い、行政や医療の場につなぐ活動をしている「にんしんSOS東京」の代表理事、中島かおり氏の講演会が26日午後1時半から、嬉野市文化センターで開かれる。相談の現場から見える社会の課題や、相談を受ける人やシステムに求められる視点について語る。入場無料。

中島氏は東京都立大学理学部(現・首都大学東京)卒。第2子妊娠の際、にんしんSOS東京発起人の助産師と出会い、助産師を目指し同大に再入学。助産師とし活動しながら、にんしんSOS東京の運営に携わる。2017年10月、活動が見つめているものを書き記した「漂流女子」(朝日新書)を出版した。

 同団体には、6割が関東圏から相談が寄せられるが、2割は九州・沖縄からという。主催する嬉野市女性・子ども・家庭支援センターは「思いがけない妊娠をきっかけに、虐待などの社会的課題が浮き彫りになる現実がある。困難を抱える人の声を受け止め、望む支援につなぐ方法を学ぶ機会にしてほしい」と話す。問い合わせは同センター、0954(43)7516。

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