高校生平和大使に選ばれ、抱負を語る北村菜々さん=県庁

 国内外で核廃絶を訴える「高校生平和大使」に、佐賀県から致遠館高2年の北村菜々さん(16)=佐賀市=が選ばれた。8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れ、街頭で集めた署名を届ける。21日に県庁で会見した北村さんは「普通の高校生の代表として、世界に情報を発信したい」と抱負を語った。

 平和大使は長崎で1998年に活動が始まり、佐賀県枠(1人)は北村さんで7代目。小学生で県内初の大使吉田澪さんの講演を聞いて関心を持ち、「社会の問題についてあまり関心がない高校生の意識を変えたい」と応募。県内8校の16人の中から選ばれた。

 「強く賛同している」という核廃絶に加え、貧困などの社会問題を解決してこそ平和が実現すると考え、「明日のことを心配せず、よく眠れることこそが平和」と強調した。大使が今年のノーベル平和賞候補となったことについては「(平和賞候補の)名に恥じぬよう頑張る」と話した。

 15都道府県から選ばれた大使22人は6月に広島市で結団式を開き、8月には長崎市で学習活動を通じて交流を深める。任期は2019年8月まで。北村さんは月1回程度、街頭で仲間と署名を集め、小中学校などでの講演活動も行う。

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