「学生、保護者に選ばれる学園にしたい」と話す内田信子理事長=佐賀市

 「人生で最大の決断」。4年間の非常勤理事で、少子化時代の私学経営は決して平たんではないと痛感した。その上で佐賀女子短期大学や佐賀女子高校などを運営する学校法人旭学園の理事長を引き受けた。

 少子化に加え、進路選択では福岡県などへの都会志向という不利な材料も横たわる。121年の伝統を受け継ぐ立場として最大の課題は「学生や保護者に選ばれる魅力ある短大づくり」と力を込める。4月に同時就任した田口香津子学長と女性「2トップ」で、明るく自由な雰囲気を大切に、何より「学生の夢を全力で応援したい」と抱負を語る。

 サガテレビ35年の在職期間中、そのほとんどを、アナウンサー、記者などとして、報道制作の現場に身を置いた。2012年には報道制作担当部長になり、報道制作分野で初の女性管理職となった。

 多忙の中でも伝統工芸佐賀錦の研究を継続、主婦らのハンドメイド作品を販売する催しを立ち上げて女性の活動を支援するなど、ライフワークも多様だ。

 長所は「あきらめないこと」と語り、その裏返しで短所は「しつこい。あきらめが悪いんですよ」と笑う。市民活動や仕事で培ったつながりを最大の強みに、新たな夢を追う。佐賀市。

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