新聞活用のために

 新聞は情報を提供するメディアです。多種多様な情報が紙面に記事として提供されます。
 私たちは情報から知識を得たり、考え方を身につけたりします。また、自分に必要な情報を選び、読み取り意味づけをする。自分の考えに組み込んで整理し発信します。そして、他との交流によりさらに深めることができます。このように情報を学びにつなげることで、情報選択、編集、発信の力を深めることができます。
 このように新聞が有益なことは改めて述べるまでもないことでしょう。しかし、新聞から提供される情報を学習に活用するためには、「教材」として整える必要があります。ねらいを設定し、適切な記事を選び、問いかけを設定して…というように手間がかかることも多いです。
 佐賀新聞では、ウェブサイト「佐賀新聞LiVE」内の「さが維新塾」サイトにワークシートを掲載しています。
 ◆「基本シート」=継続的に記事を集めながら取り組むための4種類のシートがあります。
 ◆「発展シート」=記事をもとにして、自分の意見をまとめたり意見交換したりしながら、考えを深め、活用力を高めたり、メディアリテラシーほかの諸能力の育成につなげるワークシートで、「記事ワーク」と「有明抄ワーク」があります。
 ◆「親しむシート」=気軽に新聞に親しむ活動をするワークがあります。
 これらのシートは自由に取り出して利用できます。今後も随時、シートやジャンルを追加します。新聞が身近にないということも多い状況ですが、「新聞は万能ではありません。が、とても役立ちます」

 

 

NIE推進デスク・多久島文樹(たくしま・ふみき)

 中学校の社会科教諭として長年、新聞を活用した授業を実践。小城中教頭を最後に定年退職後、4月から佐賀新聞社メディア局コンテンツ部所属。

 出前授業の依頼やワークシートのダウンロード方法、その他NIE事業全般に関するお問い合わせは、電話0952(28)2162、ファクス0952(29)5760。メールnie@saga-s.co.jp

 

学生向け・社会人向け

【 君も新聞記者!】

●高校生も言いたい!伝えたい!
 県内の高校生たちが新聞記事への感想や意見、部活への応援メッセージ、友人や家族への感謝の思いなどを投稿しています。寄せられた作品は選考の上、半期に一度表彰し、紙面やウェブサイト「佐賀新聞LiVE」で紹介。投稿はウェブサイト「佐賀新聞LiVE」で受け付けています。 詳細はこちら

●メディアティーンズさが
 高校生が新聞や映像で情報を発信する企画。スポーツ、文化・芸術活動など多彩なジャンルで活躍する高校生たちを同世代の視点で取材して掲載しています。紙面に載せられなかった写真を特集グラフにして電子版で紹介するなど、紙面から電子版へコンテンツを拡大して展開しています。 詳細はこちら

●みんなの佐賀新聞
 毎週日曜日発行の子ども佐賀新聞「週刊ぺーぱくん」では、小中学生が自ら取材して制作した紙面を掲載しています。内容は学校の話題や地域の行事、興味のある話など、子どもたちが「みんなに知らせたい」と思うものなら自由です。紙面の作り方は佐賀新聞のスタッフがアドバイスします。


【 もっと活用 】

 「新聞による学び」は学齢期の児童・生徒だけに限りません。近年は社会人向けのNIB(NEWSPAPER IN BUSINESS=ビジネスに新聞を)が注目されつつあります。また、ICT教育の普及に伴い、タブレットやスマホで手軽に閲覧できる「佐賀新聞電子版」も活用が期待されています。

●社会人向け講座
 社会人として必要なコミュニケーション力や判断力などを身につける“教材”の一つとして新聞があらためて注目されています。毎日新聞を読むことで、知識が増え、話題も豊富になり、コミュニケーションに不可欠な「伝える力」「聞く力」が自然に身につくといいます。社会人向けの出前講座では職場に講師を派遣、新聞を読むきっかけづくりに力を入れています。

●電子版
 タブレット端末を使った学習活動で便利なのが電子新聞です。簡単に記事を拡大できたり、アーカイブ機能を使って過去にさかのぼって調べものができたりと、活用次第で教育活動の幅はぐっと広がります。動画や本紙に掲載されていない写真を見ることができるのも魅力です。 詳細はこちら

 

家庭でも実践!

 

【有明抄書き写しノート】
 1面コラム「有明抄」の書き写しは、学校現場だけでなく高齢者にも人気。分からない漢字や言葉の意味を調べ、文章力のトレーニングを重ねることが「老化防止につながる」とされる。1冊で1カ月分が書き写せる専用ノート(A4判)は定価210円(税込み)で販売中。
 

 

 

 

【チャレンジ3days】
 県内の小学6年生を対象にした冬休みの自由学習。休み期間中の3日間、新聞を読んで気になった記事を1本ずつ選び、専用のワークシートに貼って語句を調べたり、感想や意見を書いたりします。保護者のコメント欄もあり、家族で語らいながら社会問題への関心や読解力を高めることができます。 

 

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