維新博の狙いや見どころを紹介する脇山行人事務局長=有田町生涯学習センター

 有田町文化協会の文化講演会が17日、町生涯学習センターであった。県肥前さが幕末維新博事務局の脇山行人事務局長が「佐賀の偉業、偉人を顕彰するだけでなく、未来の佐賀をどうつくるのか考える機会にしてほしい」と開催中の維新博の目的や見どころについて語った。

 脇山事務局長は一昨年のアンケートで、幕末維新期の佐賀の偉業を知らない県民が63%に上ったことに触れ、明治維新150年事業について「有田町でも関連事業があるが、各地域の偉人の志を理解することで、地域をよくしようという郷土愛を再興するのが狙い」と紹介した。

 また、幕府が築造を命じた韮山反射炉(静岡県伊豆の国市)について「佐賀藩から技術者を派遣したが、高温に耐えうる有田の焼き物の窯の技術が役に立ったようだ」と、地元のボランティアから聞いたエピソードを披露した。

 維新博をPRするCMの裏話も。俳優の石原良純さんが正月休みに佐賀について猛勉強し、用意された原稿を自ら書き換えて撮影に臨んだ話に、会場が盛り上がった。

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