名護屋城跡を見学する元韓国大統領・盧泰愚氏(中央)=平成16年5月21日

 韓国の元大統領、盧泰愚(ノテウ)氏が、歴代の大統領経験者では初めて鎮西町の名護屋城跡と県立名護屋城博物館を見学した。プライベートの訪問で、和やかな雰囲気で日韓の歴史を伝える資料群に見入っていた。

 盧元大統領は、佐賀市で行われた日韓テニス交流のため来佐し、合間をぬって金玉淑(キムオクスク)夫人らと名護屋城跡を訪れた。佛坂勝男館長に案内され、新緑に包まれる大手門か三の丸と城跡一帯、天守台跡に上った。

 天守台跡では、対馬の方角を眺めながら「釜山まで何キロあるんでしょうか。釜山からは対馬が見えます」と質問。博物館では、文禄・慶長の役の資料などを見て回り、「歴史の事実を後世に伝えるのは大事ですね」と学芸員らに話し掛けていた。

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