伊東健吾町長(右から3人目)に立て看板を手渡す大川美佐子会長(同5人目)=吉野ヶ里町役場

マナー向上を目指した川柳が書かれた立て看板=吉野ヶ里町役場

 吉野ヶ里町女性会(大川美佐子会長)が18日、「犬のふん持ち帰り」を呼び掛ける立て札150本を町に寄贈した。立て札は町内39地区の区長を通じて各地区に設置され、町民のマナー向上に一役買う。

 立て札には、女性会が考えた川柳を一つ一つ丁寧に手書きした。「届けます 貴方の犬の 落とし物」「犬のふん お持ち帰りで 迷惑防止」「ありがとう いつもきちんと 後始末」などさまざまな目線からユーモアを交えて作った。

 造園業に携わる大川会長が顧客の庭先で犬のふんを見つけ、「その時とっさに思いついて句を書いた」ことがきっかけだった。「飼い主を怒らせてもいけない。強制的な言葉ではなく、柔らかい言葉で心に響くように」と大川会長。2013年から2年に一度、町に寄贈しているという。

 立て札を受け取った伊東健吾町長は「自分の家の裏にも以前から立っているけど、いまでもきれいに見える。これだけ作るのは大変。本当にありがたい」と感謝。大川会長は「犬のふんがなくなったなどの声も寄せられている。これからも少しでも役に立てれば」と笑顔を見せる。

このエントリーをはてなブックマークに追加