鑑識競技大会で、指紋などを採取する警察官=佐賀市の県警察学校

 交番や駐在所で働く警察官の鑑識技術を競う大会が18日、佐賀市の県警察学校であった。県内10警察署から28人が出場。本番さながらに犯人の指紋や足跡などを採取し、技術を競った。

 競技は自転車を盗まれた被害者が交番に届け出た帰り、公園で自転車を発見したという設定で実施した。制限時間40分で各署2人一組で、自転車に指紋が残っていないかライトを照らして確認したり、自転車かごにあった空き缶から唾液を採取したり、犯人逮捕につながる手がかりを集めた。

 県警鑑識課によると、2017年の県内自転車盗難件数は790件。競技を終えた鳥栖警察署の井上嗣貴さん(27)は「身近な事案だが、時間内にくまなく指紋を採取することが難しかった。迅速かつ正確に採取活動ができるよう今後も精進したい」と話した。

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