再編統合されて開校した鹿島高校の校歌を歌い上げる新入生ら

新しくなった校章。人間国宝の鈴田滋人さんがデザインした

 今春から再編されて開校した鹿島高校で19日、記念式典が開かれた。統合に伴い校章が新調され、校歌は70年前に採用された楽曲が再び復活することとなった。新1年生や同窓生のほか山口祥義知事ら多くの来賓が出席し、新たな門出を祝うともに、さらなる飛躍を期待した。

 鹿島高と鹿島実業高を再編した「鹿島高」。校舎制をとり、普通科は赤門学舎、商業科・食品調理科は大手門学舎となった。校歌は下村湖人が作詞。両校が1955年に分離するまで7年間使用されていた。この日、教職員や生徒たちが澄んだ声で歌い上げた。

 校章は人間国宝の鈴田滋人さん(鹿島市)がデザインを考案。旭ヶ丘公園の桜をモチーフに自然を表す緑を組み合わせる。鈴田さんは「多くの出会いの中で勉学やスポーツ、文化活動での活躍に期待しています」とコメントを寄せた。

 式典では井手口芳季校長が「伝統を受け継ぎ、信頼される学校づくりに生徒とともにまい進する」と述べた。生徒を代表してあいさつした食場美憂さん(15)は「志を高く持ってチャレンジしながら、自分の強みを見つけ伸ばしていきたい」と決意を語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加