海難防止活動に取り組む青バイ隊のメンバーら=平成18年5月20日、伊万里市の伊万里マリーナ

 水上オートバイの機動力を生かして伊万里湾の安全を守る「青バイ隊」が発足した。プレジャーボートなどで巡視する団体は各地にあったが、独自に水上オートバイを導入したパトロール隊は全国でも初めて。団体はその後、より広範囲で同様の活動ができるようにと組織・体系化され、拠点は全国に広がった。

 船のオーナーらでつくるNPO「伊万里湾小型船安全協会」がこの日、水上オートバイの免許を持つ会員6人を「隊員」に任命。早速、海保の巡視船と合同で海上清掃やパトロールに当たった。全隊員が県水難救済会の指定を受けた救助員となり、海の行楽シーズンを中心に、海上パトロールや救助活動、啓発に取り組んでいる。

 「青バイ隊」はその後、水難防止の広報・啓発や水上バイク普及に軸足を置く「日本青バイ隊」と、救助など水上バイクを使った実働を目的に日本財団などと組織化した「シーバードジャパン」へと発展。後者の下部組織は現在、全国45カ所にまで広がっている。

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