IT技術を生かした先進的な取り組みについて紹介する県政策部企画課の円城寺雄介係長=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

 IT技術を駆使し、救急医療の現場での課題解決につなげた県政策部企画課企画担当係長の円城寺雄介さん(40)による講演会が16日、佐賀市本庄町の佐賀大学で開かれた。救急車へタブレット端末を導入し搬送時間を短縮させた経験などを語り、学生や県職員など約50人が耳を傾けた。

 円城寺さんは2011年、県内の全ての救急車にタブレット端末を導入し搬送時間の短縮につなげた経緯を紹介。現場を知ろうと実際に救急車に乗った時、課題の多さに手を付けられないと戸惑いつつ、「1回で解決できれば課題ではない。一つを少しでも良くしようと考え直した」と物事の捉え方について話した。

 反対意見に対しても、「何事も考え方次第。周囲の文句も助言と捉えられるようになった」と円城寺さん。粘り強く取り組んで実現できたことを振り返り、「何事も諦めずにやり続ければ突破口は見つかる」と語った。

 講演会は、地域の経済問題などについて情報交換や研究を行っている佐賀地域経済研究会が開いた。

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