共励会入賞者と主催者。前列中央は金賞を受賞した出雲和実さん=福岡市中央卸売市場食肉市場

 JAからつキャトルステーション(唐津市浦)で飼育された子牛を対象にした枝肉共励会が10日、福岡市中央卸売市場食肉市場で開かれた。県内から黒毛和種39頭が出品され、出雲和実さん(JA伊万里)が金賞と銀賞1席のダブル受賞を果たした。

 キャトルステーションは佐賀牛の素牛(もとうし)生産拡大を目的にした子牛の共同育成施設で、2011年に稼働。4月末の委託管理頭数は672頭(前年同期比27%増)、累計搬出頭数は4694頭となり、県内畜産の生産性向上に大きく貢献している。

 共励会は今回が3回目。肉質評価を表す脂肪交雑(12段階評価)が平均8・2(前回比1・2高)、枝肉重量が507・5キログラム(前回比25・9キログラム増)と、質量ともに向上した。

 キャトルステーションはスタッフの半数が女性で、子牛1頭ずつの体調に配慮した食事を与えるなど、きめ細やかな管理ができているという。川添邦宏所長は「今後も肥育と繁殖の両方から喜ばれる子牛生産に努めたい」と話す。

 他の入賞者は次の通り。(敬称略、かっこ内は出身JA)

 銀賞2席 中山牧場(からつ)▽銅賞1席 中山牧場(同)▽銅賞2席 桑原畜産(さが)▽銅賞3席 宮崎伸二(からつ)

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