ハマボウフウ

 日本全国の海岸に自生している浜防風(ハマボウフウ)。本来6月から7月にかけて浜辺で白い花を咲かせますが、近年では海岸の開発や整備、食材や民間療法での利用を目的として乱獲されたことにより自生地が著しく減少しています。

 中国産の防風と形態は違っているものの、同じように根に芳香があって薬として代用でき、浜の砂地に育って浜辺の砂が風で飛び散るのを防ぐことから名付けられました。

 解熱・発汗等風邪を防ぐ効果があり薬用には根や根茎を用い、日本では防風の代用品として使われています。また食用としては昔から新芽を天ぷらや刺し身のつま等に利用し、野菜として八百屋に出されることもあったことから八百屋防風とも言われます。

 博物館では毎年年末に作るオリジナルおとその原料の一つに使用しています。(中冨記念くすり博物館)

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