クレーンでつり上げられ、台船(右)に載せられる伊万里湾大橋のアーチの一部分=1998年5月19日、伊万里市の名村造船所

 運輸省が進める伊万里湾大橋建設で、アーチ部分のブロックを橋脚に架設する工事が始まった。伊万里市黒川町の名村造船所内で組み立てられたブロックを台船に搭載し、約8キロ離れた現地まで海上運搬した。

 大橋は伊万里湾を最短距離でつなぎ、両岸にある工業団地や港湾機能の一体化を目的に建設した。主橋(390メートル)を三つに分割し、橋脚に架設する作業で、この日は、そのうちの一つで長さ90メートル、重さ1500トンのブロックを、高さ約80メートルのクレーンを備えた大型重機船で吊り上げ、台船に載せる作業を行った。

 1990(平成2)年度に着工した大橋は、03(平成15)年に完成。全長650メートルでアーチ橋としては九州最大級になり、ラッシュ時で30分以上の短縮効果がもたらされた。伊万里湾のシンボルとして、ウオーキング大会も開かれている。

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