古賀常次郎さん(左)から目録を受け取る池田英雄副知事=ホテルニューオータニ佐賀

 長年にわたり更生保護や教育振興などの分野に寄付を続けてきた佐賀市の古賀常次郎さん(79)が18日、50団体に寄付金と助成金計1億6500万円を贈った。ホテルニューオータニ佐賀で開かれた贈呈式には団体の代表者や関係者など約130人が出席し、古賀さんは明るい社会づくりに役立ててほしいとの思いを込めて贈呈した。

 今年は古賀さんが創業し、現在は会長を務める総合ビル管理サービス会社「古賀商事」の設立50周年という節目。佐賀県や佐賀大学にそれぞれ3千万円など、古賀さんが各団体の代表者に目録を手渡した。佐賀大学の宮崎耕治学長は「古賀会長の名前の入った給付型奨学金をつくり、学生への経済的な支援に役立てたい」と寄付金の使途を話した。

 寄付を受けた団体を代表し、日本BBS連盟の戸田信久会長から古賀さんに特別感謝状が渡された。感謝状には、非行に陥ったり、社会適応に困難を抱えたりする少年の支援を行う同連盟の運動に尽力した古賀さんに対し、感謝の言葉がつづられていた。古賀さんは「皆さんにありがとうといいたい」とあいさつした。

 これまで59年にわたって、古賀さんが私財から寄付した総額は8億3千万円に上る。

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