偉人カレー第3弾「佐賀育ちの野菜とシェフ特製スパイスのスープカレー」を監修した小岸明寛シェフ=佐賀市のさがレトロ館

 「肥前さが幕末維新博覧会」に合わせて開かれているレストラン「ユージアムサガ」で、月替わりで有名シェフが監修する「偉人カレー」の第3弾が17日夜から始まった。今回は福岡県を拠点に活躍する小岸明寛さん(38)=太良町出身=による特製スパイスのスープカレー。6月16日まで提供される。

 小岸さんが手掛けたのは「佐賀育ちの野菜とシェフ特製スパイスのスープカレー」(2500円)。県産トマトやレンコン、パプリカなど県産野菜を多く使った。野菜本来のおいしさを味わうため、ルウは辛さを抑え、スパイスの香りを引き立てた。

 太良産クレメンティンのマーマレードやミックスナッツ、ゆずごしょうなど7種類のスパイスをのせた皿があり、小岸さんは「自由にスパイスをルウに足して、味の違いを楽しんでほしい」と話した。

 太良町は「月の引力が見える町」というキャッチフレーズで知られ、料理には月や太良を連想させるような工夫も。ライスには月を思わせる温泉卵がのり、スパイス皿には雲から出る月やクレメンティンをマカロンで表現した。小岸さんは「アスパラは月が近づくと丈をぐんと伸ばすらしい。遊び心がある、自分の個性が出た料理ができた」と笑顔で話した。

 「偉人カレー」は来年1月14日までの限定メニューで、県産食材と明治期の有田焼の復刻版を使う。レストランは、ランチが午前11時半~午後3時、ディナーが午後5時半~10時(月曜日定休)。

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