明治~大正期に地域の青年男女教育に尽力した中野万亀(まき)夫人(1872~1949年)にスポットを当てた講演が20日午前10時、鹿島市のエイブルで開かれる。福岡国際大学の井上洋子名誉教授を講師に招く。

 万亀夫人は当時の七浦村伊福(現・太良町)の名士で実業家中野権六に嫁いだ後に自宅で「夜学会・花嫁学校」を開いた。生徒たちと共同生活をしながら裁縫などに取り組み、女性の地位向上に努めたという。

 講演は「夜学が地域に遺(のこ)したもの」と題し、女性の視点から地域の歴史をたどる。1909(明治42)年に中野権六と万亀夫妻が完成させた「中野家住宅」は昨年、国登録文化財に指定された。問い合わせはエイブル。0954(63)2138。

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