帰国後に世界選手権で優勝した瞬間を振り返る濱田選手=東京都渋谷区の岸記念体育会館

 テコンドーの世界選手権がロシアのチェリャビンスクであり、女子57キロ級の濱田真由選手=当時(21)、佐賀市=が頂点に立った。五輪、世界選手権を通じて、日本勢が表彰台の真ん中に立つのは史上初という快挙だった。

 スペインの選手と戦った決勝は、第2ラウンドの終了間際に胴体へのフェイントから相手の右側頭部への蹴りで3点を挙げるなど、勝負どころで鋭い技を決め5-3で勝利した。

 濱田選手は2012(平成24)年、18歳で出場したロンドン五輪で5位入賞を果たし、13年の世界選手権で銀メダルに輝くなど、実力を伸ばしてきた。リオデジャネイロ五輪を翌年に控えた15年の世界選手権を制したことで一躍、オリンピックの金メダル候補として期待がかかる身に。リオ五輪ではテコンドーとして男女を通じ唯一の日本代表として出場したものの、2回戦で延長の末、ランキングが上位のエジプトの選手に優勢負けし、惜しくも9位という結果だった。

 現在は東京五輪でのメダルをめざし、地元佐賀を拠点に実力を磨いている。

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