マスコットキャラクターとして王国のPR役を担ったガタ丸君。着ぐるみも作られた

 諸富、川副、東与賀、久保田の旧佐賀郡南部4町でつくる「佐賀南部地域開発推進協議会」(会長・吉武寛川副町長=当時)が、4町の統一名称を「ドロンパ王国」と決めた。佐賀空港開港に向け、統一イメージをアピールし、観光ネットワークづくりに進めることを目的として“建国”された。

 「ドロンパ王国」は干潟のイメージからとった。協議会は前年7月に発足し、大手広告代理店に依頼した基本方向をもとに、開発の検討を進めていた。吉武会長は「ドロンパ王国の統一イメージで地域浮揚を図りたい」と意気込んでいた。

 その後、平成10(1998)年の空港開港を前に企画した「ふれあいフェスタ」には5万人を動員。開港後もイベントや広報誌発行などを積極展開した。佐賀空港ターミナルビル内には地元特産品を販売するショップを開店した。マスコットキャラ「ガタ丸君」を利用したPRにも力を入れた。平成17(2005)年に諸富町が、平成19年に川副、東与賀、久保田の3町が佐賀市と合併し、「王国」はなくなった。  

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