現職、新人三つどもえか 神埼市郡(定数2)

 前回は現職2人と自民党の新人が争い、自民の八谷克幸(69)=2期、神埼市神埼町=と、無所属の内川修治(65)=3期、神埼市千代田町=の現職2人が当選した。

 八谷は地元住民に「厳しい選挙になると思うが、次も頑張る」と出馬の意思を伝えているといい、足場を固めつつある。内川は「出るとも出ないとも決めていない」と明言を避けるが、「地域住民の本音を大事にしたい。志は持っている」と前向きな姿勢を示す。

 神埼市では、前回敗れた古川裕紀(44)=千代田町=が出馬への意欲を見せている。このほかに目立った動きはないが、県議不在が続く吉野ヶ里町の動向も注目される。

 

現職は出馬へ意欲 小城市(定数2)

 自民党現職の藤木卓一郎(50)=5期・三日月町=と池田正恭(62)=1期・小城町=は、ともに立候補に向けて準備を進めている。他に出馬を模索する動きもあるが、選挙戦になるかは不透明だ。

 藤木は交通量が多い国道203号の安全対策など地域課題を挙げ、「国との橋渡し役として汗をかく」。前回16年ぶりに小城町から選出された池田も「議席死守への地元の期待は大きい」と話し、後援会と調整を進める。

 過去6回争った三日月町出身の自民元職、伊藤猛彦(56)は県外に転居しており、出馬を見送る公算が大きい。このほか、市内の県道拡幅工事を巡って反対を唱えている新人が、立候補するかどうか検討している。

 

自民、対抗馬の擁立模索 多久市(定数1)

 前回、自民党のベテランとの一騎打ちを制して初当選した無所属現職の野田勝人(61)=北多久町=は出馬の意思を固めている。「市民の期待に応え、地元の元気を取り戻したい」と再選に意欲を見せる。

 前回落選した元職で、県森林組合連合会長の福島光洋(61)=西多久町=は得票が伸び悩んだことから「世代交代が必要」と出馬に慎重な姿勢を示す。

 雪辱を期す自民は「地元には与党議員の当選を望む声も強い」として、新人候補の擁立を模索しているが、調整は難航している。=敬称略

 

神埼・前回得票(2-3)

当7250 八谷 克幸 自現

当6990 内川 修治 無現

 6442 古川 裕紀 自新

 

小城・前回得票(2-3)

当7727 池田 正恭 無新

当6111 藤木卓一郎 自現

 5133 伊東 猛彦 自現

 ※池田は選挙後、自民入り

 

多久・前回得票(1-2)

当5426 野田 勝人 無新

 4968 福島 光洋 自現

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