市庁舎建て替えなど大型事業が今後本格化する鳥栖市は15日、民間で職務経験のある技術者を対象にした10月採用の1次試験を、全国どこでも受験できるテストセンター方式で実施すると発表した。同方式の導入は県内自治体で初めて。前年度、応募が少なく採用できなかった土木、建築、電気の3職種が対象。受験しやすい環境を整えることで受験者数を増やし、技術職5人の採用を目指す。

 テストセンター方式は、受験者が市設定の試験期間6月9~22日のうち、都合の良い日時と全国47都道府県の約230カ所の試験会場から選んで予約し、パソコンで受験する。試験は基礎能力検査と職員としての適性を診断する適性検査。東京や、近くは佐賀市や久留米市、福岡市で受験できる。

 採用予定は土木3人、建築と電気各1人。民間企業で3年以上実務経験があり一級建築士や第二種電気工事士などの資格を持つ技術者で、1978年4月2日以降に生まれた人が対象。2次試験(作文と面接)と3次試験(面接)は市役所で行う。受験申し込みは今月31日まで。

 昨年は追加募集もしたが、この3職種は応募者がゼロだったり極端に少なかったりして採用に至らなかった。橋本康志市長は「景気が上向き民間の採用が好調ということで、自治体の技術職採用が厳しくなっている。当面の大型事業への対応と世代交代をにらみ即戦力を求めている」と話している。

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