玄海原発のトラブルを受け、九州電力に3号機即時停止を求めるよう県に申し入れた「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団のメンバー=県庁

玄海原発のトラブルを受け、再稼働の同意撤回などを求める要望書を提出する、さよなら原発!佐賀連絡会の豊島耕一代表(左から2人目)=県庁

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)で3号機2次系配管の蒸気漏れや4号機の1次冷却水ポンプの不具合を受け、佐賀県内の反原発団体2団体が14日、佐賀県の山口祥義知事宛てに再稼働の同意撤回や、稼働中の3号機停止などを九電に求めるよう申し入れた。

 さよなら原発!佐賀連絡会(豊島耕一代表)と「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団(長谷川照団長)が個別に申し入れた。

 連絡会の豊島代表は「国が安全と判断しているから良い、というのはいただけない」と新潟県のように県独自の原発検証を行うべきと指摘。今回の異常に関し、住民説明会で県民の声を聴くことなどを要望した。

 原告団は、屋外配管の建屋設置など15日に九電佐賀支社に要請する3点について、九電に働き掛けるよう求めた。長谷川団長は「検査は1年間安全に運転できることを保証するものでなくてはならない」と九電の点検体制への不信感と、県による監視体制の強化に言及した。

 県原子力安全対策課は「(1次冷却水)ポンプの話は関心を持って見ており、注視していきたい」と説明した。

 

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