佐賀市保険年金課のウェブサイトの問い合わせ画面。AIが回答する

佐賀市保険年金課が導入したAI「ここねちゃん」

 佐賀市の保険年金課は14日、国民健康保険や年金、後期高齢者医療制度について市民の疑問に答える人工知能(AI)の実証実験を始めた。市のウェブサイトで質問を受け付け、チャット形式で回答する。質問内容のデータを蓄積しながら本年度いっぱい運用し、有効性が確認されれば、別の部署でも活用する。

 AIの愛称は「ここねちゃん」で、約300の回答を備えている。国保や年金の疑問点、窓口の受付時間、手続きに必要な書類などについて答え、より適切な回答を学習していく。

 市は職員の業務軽減や支援など、働き方改革の一環としてAIの導入を検討してきた。AIは木村情報技術(佐賀市)が開発したシステムを採用した。

 保険年金課は「ガイドブックやウェブサイトで知りたい項目を探すよりも、利便性が向上する」と説明する。市民が意図する回答が得られないなど未知数な側面もあるが、「今後(AIが)どのように役立つかを知りたい。多くの市民に質問をしてもらいたい」と話している。

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