古賀峯一元帥の慰霊祭で玉串を捧げる顕彰会の井上萬二会長=有田町の陶山神社

 有田町出身で太平洋戦争中に旧海軍連合艦隊司令長官を務めた古賀峯一元帥(1885~1944年)の慰霊祭が12日、同町の陶山神社であった。町や海上自衛隊佐世保地方総監部などの関係者ら約150人が元帥をしのび、恒久平和を願った。

 慰霊祭は神社境内にある慰霊碑の前であり、海上自衛隊第22航空群(長崎県大村市)のラッパ隊と儀仗隊が弔銃で空砲を轟かせた後、神事が行われた。

 古賀峯一元帥顕彰会の井上萬二会長が「今日の平和は元帥はじめ幾百万の貴い犠牲の上に成り立っていることを忘れてはいけない。平和に感謝し、慰霊の誠を捧げ、平和な日本が永遠に続くことを祈る」とあいさつ、県選出の国会議員らが慰霊の言葉を述べた。

 古賀元帥は43年に戦死した山本五十六連合艦隊司令長官の後任となり、翌44年3月に飛行艇でフィリピンに移動中、消息を絶った。慰霊祭は今回で39回目となった。

このエントリーをはてなブックマークに追加