佐賀県農協青年部協議会の新委員長に就任した中島要さん

 4月末に開かれた佐賀県農協青年部協議会の通常総会で新委員長に就任した。県内若手農家のリーダーとなる大役に「まだ何も分からない状態。片渕前委員長をはじめ、周りのサポートを受けながらみんなで盛り上げていきたい」と話す。

 アスパラをメーンに米や麦、ニガウリやタマネギなどを栽培する。実家は祖父の代から続く農家だが、自身は就農してまだ3年目。福岡県の農大を卒業後、20歳で農機具会社に就職し、12年間販売やサービスを担当してきた。親が元気なうちにノウハウを学ぼうと早めの転身を決意。会社員時代に外から農業を見てきた視点も生かしたいと語る。

 農業は後継者不足が大きな課題となっている。比較的補助制度が充実している新規就農者に対し、親元で就農する人への支援が少ないと感じている。「親も遠慮して、継いでと言いにくいのでは」。まずは自分が結果を出し、就農を迷っている周りの後輩たちを後押ししたいと意気込む。

 「種をまいて作物ができた時の喜びはやはり違う」。就農したことで、4人の子どもと過ごす時間も増えた。「娘が『農業をしたい』と言ってくれたのがうれしかった」と笑顔を見せる。鳥栖市。

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