高い合格率を残し、日本農業技術検定2級(大学等の部)の最優秀団体として表彰された佐賀大の学生たち=佐賀市久保泉町の佐賀大農学部附属アグリ創生教育研究センター

 農業専門の全国統一試験「日本農業技術検定」(事務局・全国農業会議所)で、佐賀大学が2級(大学等の部)の最優秀団体として表彰された。初めて団体受験した昨年12月の検定で、24人中14人が合格。合格率は58・3%で、全国平均(18%)を大きく上回った。

 検定は、農業界で就業を目指す学生や社会人などを対象に、農業の知識や技術の習得水準を客観的に評価する制度として2007年度から始まった。合格者を優先採用する農業法人もあるほか、JAの営農指導員などの資質向上にも利用されているという。昨年度は1~3級合わせて2万6701人が受験した。

 2級は農作物の栽培管理などが可能な基本レベルを想定。学科試験は、農業一般を問う共通試験と作物や野菜、花卉(かき)などのテーマで選択問題があり、100点満点中70点以上が合格となる。学生たちは日頃の実習で身につけた技術や知識に加え、過去問を使った対策にも取り組み、初挑戦で好結果を残した。

 佐賀大農学部附属アグリ創生教育研究センターの上埜喜八准教授は「農業技術を貪欲に学ぶきっかけになり、今後さらに受験者が増えていけば」と期待する。

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