佐賀銀行(佐賀市、坂井秀明頭取)が11日発表した2018年3月期連結決算は、売上高にあたる経常収益が前期比10・1%減の396億2200万円、経常利益が14・4%減の34億7100万円で、2期連続の減収減益となった。純利益は66億5千万円。日銀のマイナス金利政策の影響による有価証券利息配当金の減少、株式の売却損などが響いた。
 自己資本比率(単体)は8・14%で、前期から0・46ポイント上昇した。不良債権比率は0・34ポイント低下して2・12%。預金平均残高は2兆1652億円、貸出金の平均残高は1兆4715億円。
 19年3月期は経常収益402億円、経常利益37億円、純利益27億円と増収増益を見込む。坂井頭取は「マイナス金利で金融環境全般に厳しさがある」と語った。また、会見の中で経営統合を目指すふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と長崎県地盤の十八銀行が検討を進める貸出債権の一部譲渡について、FFGの柴戸隆成社長から4月下旬、前向きに取り組んでほしいという協力の要請があったことを明かし、坂井頭取は「話があればきちんと対応したい」と対応する方針を示した。
 6月28日付の役員人事も発表。古川光則専務取締役、上野昭久常務取締役、臼井俊雄社外監査役が退任し、鵜池徹執行役員本店営業部長が取締役に、富永金吾取締役営業統括本部営業推進部長と堤和幸取締役が常務取締役に就任。田中俊章氏が監査役に就く。

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