消防長表彰を受けた吉田蘭子さん(左)と松本清志さん=唐津市の市消防本部

 林野火災で2時間半にわたり消火活動に努めた吉田蘭子さん(41)=唐津市浜玉町=と、人命救助に貢献した松本清志さん(65)=同北波多=が8日、唐津市消防本部から消防協力者として消防長表彰を受けた。2人のとっさの行動が最悪の事態を防いだ。

 吉田さんは3月末、浜玉町山瀬で発生した林野火災で水をかけ続けた。「今にも民家に燃え移りそうだった。大きなバケツを持って何往復もし、自分で通報する余裕はなかった」と吉田さん。消防車の到着まで消火活動を続けた。

 松本さんは4月、同市海岸通で、雑談していた知人の60代男性が突然意識を失ったため心臓マッサージを施した。「とにかく助かってくれという一心だった」。適切な処置のおかげで、男性は既に社会復帰しているという。

 表彰を受け、吉田さんは「目の前のことをどうにかしないとと思って動いただけ」、松本さんも「当然のことをしただけ」と謙遜した。

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