112市の市長らが参加した九州市長会総会=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 九州・沖縄の市長でつくる「九州市長会」の総会が10日、佐賀市で開幕した。112市が参加し、九州エリアで相次ぐ自然災害を踏まえて「災害対応力強化のための支援」を国に求めていく方針を決めた。

 国への要望事項を審議し10項目にまとめた。九州北部豪雨による被災地の復旧予算の確保や、南海トラフ地震に備えて地震・津波対策を加速するよう求める。

 災害時に加盟市が互いに助け合う「相互支援プラン実施マニュアル」の原案も発表した。震度6弱以上の巨大地震などを想定し、佐賀県が被災した場合は、長崎市、北九州市、佐世保市が、情報連絡に当たる「リエゾン隊」を派遣するなどとしている。

 議長を務める秀島敏行佐賀市長は「オール九州で災害に備え、地域振興などさまざまな課題の解消に向けて連携したい」とあいさつした。会長の森博幸鹿児島市長も「実効性のある取り組みが求められている。国へ的確に意見を述べるのが重要だ」と強調した。

 総会は年に2回開かれ、今回で122回目。佐賀市開催は2007年10月以来となる。最終日の11日は、肥前さが幕末維新博覧会や佐賀バルーンミュージアムを視察する。

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