三田豪士県警本部長より勲記を受け取る受賞者ら=佐賀市の県警本部

 県警本部で9日、危険業務従事者叙勲の勲章伝達式があった。長年にわたり、県民の安心安全を守ってきた警察関係者14人に、勲記と勲章が手渡された。

 危険業務従事者叙勲は、警察官や自衛官など、自らの危険を顧みず業務に励み、社会貢献を果たした人をたたえることが目的。2003年秋に始まり、今回で30回目。県内の警察関係者では今春、瑞宝双光章を7人、瑞宝単光章を7人が受章した。三田豪士県警本部長は「皆さんは昭和40年代に拝命を受け、長年にわたり立派な功績を上げられた。今後も豊かな知識や経験をもとに、県警をご指導いただきたい」と敬意を表した。武雄警察署長などを務め、瑞宝双光章を受章した泉正幸さん(71)は「勤務した42年間、一言では語れないほどいろいろあった。転居を伴う異動が10回以上あったが、全てに家族がついてきてくれ、安心して働くことができた」と当時を振り返り、家族への感謝を述べた。式には家族も招待され、同席した妻の美智江さん(66)は「子どもの結婚式当日に、事件が発生して夫が遅刻するなど、波瀾(はらん)万丈で大変だった。ただ、夫はさまざまな面で家族に気配りをしてくれ、全員で支えることができた」と話した。

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