九州電力は10日、廃炉作業中の玄海原発1号機(東松浦郡玄海町)の定期検査が終了したと発表した。安全や放射線管理の観点から廃炉作業中も機能維持が求められる核燃料貯蔵施設などに関して検査し、問題が無かった。

 検査は今年1月16日から始め、(1)核燃料物質の取り扱い・貯蔵施設(2)放射線管理施設(3)非常用電源設備―の3区分7項目について機能や性能が正常か確認した。4月5日までに九電側の作業が終わり、原子力規制委員会も4月9~12日にかけて内容を確認。事務手続きを経て、5月10日に規制委から終了書が交付された。

 運転中の原発は13カ月に一度、定期検査が法で義務付けられ、廃炉作業中は9カ月に一度実施される。

 玄海1号機は昨年7月から廃炉作業に入った。現在は全4段階の工程の第1段階で、21年度までに放射性物質による汚染の除去などを行い、43年度までに廃炉作業を完了する予定。

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