県庁にお着きになり奉迎者に手を振ってこたえられる両陛下=平成4年5月11日

 天皇、皇后両陛下が地方事情ご視察のため、全国植樹祭のあった福岡県から佐賀県内に入られ、佐賀県庁にお着きになった。天皇陛下の県内ご訪問は平成になって初めてで、1987(昭和62)年の昭和天皇以来。両陛下は皇太子時代の76(昭和51)年の全国身障者スポーツ大会以来16年ぶり。

 両陛下は沿道に並んだ県民1万5000人の歓迎を受けて県庁に到着。旗を振る県民に、にこやかな表情で、手を振っておこたえになった。出迎えた井本勇知事らに対し、陛下は前年の台風19号の復旧の労をねぎらい「梅雨を前に風倒木による二次被害の心配はありませんか」と気遣われた。

 沿道に並んだ女性は「(16年前の)佐賀国体以来、二度もお目にかかれるとは思ってなかったので感激」と話した。

 両陛下は3日間県内に滞在され、吉野ケ里遺跡や高校生のスポーツ競技見学、老人保健施設の慰問などを行われた。その後、2006(平成18)年10月にも「全国豊かな海づくり大会」に合わせ県内を訪問された。

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