「勝負への厳しさを追求していく」と抱負を語るトヨタ紡織九州の金明恵監督(右)=佐賀新聞社

 日本ハンドボールリーグのトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)の指揮官に就任した金明恵(キム・ミョンヘ)監督は10日、佐賀新聞社を訪れ、7年ぶりのプレーオフ進出を目標に「勝負への厳しさを追求していきたい」と抱負を語った。一問一答は次の通り。 

 -4年ぶりのチーム復帰。監督就任の抱負を。

 7年ぶりのプレーオフ進出を目指すチームの力になりたいと思って佐賀に帰ってきた。目標の達成が簡単ではないことは理解しているが、どこが相手でも勝ちにこだわってやっていきたい。

 -昨季は失点が増えて接戦を落とすことが多かった。どんな戦術で上位を目指すのか。

 「堅守速攻」が理想のチーム。まずは守備をしっかり固めて失点を抑えることが先決だ。速攻は全体のバランスが大切になる。両サイドとポストが高い位置をとって素早く展開したい。守備で大切なステップの習熟や選手間の連係はまだまだこれから。選手たちには「簡単に身につくものではないから反復練習しかない」と話している。

 -昨季の日本リーグは5勝5分け14敗の7位。課題はどこにあると考えているのか。

 今のチームに足らないものは厳しさ。勝ちたい気持ちを内に秘めるのではなくコートで表現してほしい。まだプレーに甘さが見える。誰かが悪役になって厳しさを伝えないといけない。それが自分の役割だと思う。

 コートの中にはリーダーも必要。昨年得点王になったCB金東喆(キム・ドンチョル)への期待は大きいが、2年目のシーズンは相手も研究してくるから簡単にはいかない。LB朴永吉(パク・ヨンギル)や、日本人選手のサポートが大切になってくる。

 -16日に今シーズン最初の公式戦となる社会人選手権が始まる。

 決勝リーグ進出を目指す。リーグ戦でも乗り越えなければいけないライバルの豊田合成戦がヤマ場になるだろう。チームの力を一つに集めて勝ち上がりたい。選手に自信と経験を植え付ける大会にしたい。

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