英語の予備調査で、マイクを使って回答する中学生=唐津市小川島の小川小中校

英語の予備調査で、マイクを使って回答する中学生=唐津市小川島の小川小中校

 文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)で2019年度から、中学3年全員を対象にした英語調査が始まるのを前に、唐津市の小川島にある小川小中校で9日、予備調査があった。実施体制の課題検証が目的で、生徒4人が「読む・聞く・書く」に加え、「話す」テストに臨んだ。

 読んだり書いたりするテストは計45分をかけて実施した。これとは別にパソコンを使って話すテストが約15分あり、イヤホンマイクを頭に着けて、音声での出題に対して口頭で解答した。録音した生徒の解答は、文科省の委託を受けた業者が採点する。

 3年生の中川豪流(たける)さんは「話したいことはあるのに英語が出てこなかった。周りの解答が聞こえて気になった」と話した。教務主任の熊野羊(ひろし)教諭(34)は「イヤホンマイクに慣れてない生徒がいる。大規模校では装着に手間取って、テストを始めるまでに時間がかかるケースも考えられる」と課題を挙げた。

 英語調査は3年に1度程度実施される。予備調査は全国から抽出した136校が対象で、5月に順次実施し、県内では神埼市の神埼中でも15日に行われる。問題や正答・解答例は予備調査期間終了後に公開するが、対象校が少ないため採点結果は公表しない。各教育委員会や参加学校には伝える。

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