新緑に包まれた寺沢志摩守広高の墓(奥)=鏡神社裏手

 「お殿様のお墓があんなところにあるとは知らなかったです」と糸島の人に言われて、久しぶりに唐津市の鏡神社裏手にある寺沢志摩守広高墓園に足を運びました。古い巨木に包まれ、墓石は約7メートルもあります。

 地元の「志摩様保存会」約70軒の皆さんが管理しています。「昔から代々守るように伝えられてきたばってん、年寄りばっかりになって、地震で倒れた石は動かしきらん」と会の吉川正さん(70)は灯籠を指さして話します。

 唐津城築城や防潮林(虹の松原)植樹、松浦川の大改修を行った寺沢広高は寛永10(1633)年、71歳で亡くなりました。今も「志摩様」を守る人たちがいる鏡地区は素晴らしいとあらためて感じました。(地域リポーター・小島起代世=唐津市)

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