寄付とともにたんすに眠っていた着物や帯の提供も=唐津商工会議所

 2020年の東京五輪に向けてボスニア・ヘルツェゴビナの着物制作に取り組むKIMONOプロジェクト唐津実行委員会への寄付が110万円を突破した。全国に拡大する取り組みは企業や団体が大口出資するケースが多いが、唐津は全額寄付で賄う。賛同の輪が少しずつ広がっている。

 3月下旬、「唐津のひいな遊び」実行委員会からプロジェクト事務局に3万1500円が届いた。実行委員らからの寄付で、呼び掛けた野田旗子さん(76)は「おひなさまも着物も日本が誇る和文化。一緒に根付かせていきたい」と話す。

 アメリカなど5カ国の着物を同時展示した旧大島邸会場では入館者に寄付を呼び掛け、3万7160円が集まった。その多くがコイン。着物の説明役を担当した手島久美子さん(62)は「趣旨を話すとみなさん『いいことね』って入れていただいた」と賛意が大きな輪になることを期待する。

 活動は厳木町出身で唐津とボスニアを橋渡しした国際支援団体代表伊藤登志子さん(73)=旧姓鶴田=の同級生にも広がる。元小学校長の牟田恭子さん(73)は人脈を生かして奔走する。それでも目標額は300万円。「もっと(プロジェクトを)知ってもらわないと」とハッパをかける。

 事務局を置く唐津商工会議所には会員企業や事業主からの寄付とともに、たんすに眠っていた着物も届く。まとまった段階でチャリティーバザーを開き、資金に充てる予定で、会議所専務でプロジェクト事務局長の山下正美さん(65)は「10月の着物完成イベントに向けて唐津独自の取り組みに育て上げたい」と語る。

 

■寄付申し込み先

 寄付は個人が一口5000円、法人が一口2万円(複数口歓迎)。寄付をした人には着物完成後、デザインをモチーフにしたオリジナル手ぬぐいを進呈。問い合わせは唐津商工会議所、電話0955(72)5141。

 振込方法は次の通り(住所、氏名なども入力)。商工会議所では平日、現金でも受け付ける。

 【ゆうちょ銀行】口座記号01770―7 ■口座番号169451 ■口座名義 からつプロジェクト実行委員会

 【他金融機関】銀行名 ゆうちょ銀行 ■金融機関コード9900 ■店番179 ■店名一七九店/当座預金 ■口座番号0169451 ■口座名義 からつプロジェクト実行委員会 

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